Aug 8, 2015
ノムリエ日記
こんにちは、スタッフの山下(篤史)です。
今回は『グレ・バイ・コス・デストゥルネル』をご紹介したいと思います。まずこの『グレ』の説明の前に、『CH・コス・デストゥルネル』のお話を少し。『CH・コス・デストゥルネル』はフランスはボルドーにあるシャトーで、メドックの格付けワイン61シャトーの一つ、2級に格付けされているワインです。そして2級の中でも取分けて品質が高く、1級に迫るワインに数えられ、スーパーセカンドなどとも呼ばれることもあります。
この『CH・コス・デストゥルネル』が新たにボルドーで作るワイン、それが『グレ・バイ・コス・デストゥルネル』なのです。ファーストワインが『CH・コス・デストゥルネル』、他にもセカンドワインに『レ・パゴド・ドコス』、そしてサードワイン的存在の『グレ』。飲んだ感想は、色は非常に濃くガーネット色。ファーストアタックはトーストしたオークの香り。アフターにベリーやバニラ香。2008年という事もあり、良質なタンニンはだいぶこなれていて、調和とれていました。まさに飲み頃ワインでした。アンダー5000円クラスのワインではコスパが高く、おすすめできるワインです。