Aug 5, 2016

ギャラリー澤の「灯り展」

先日 引渡しを終えた姶良市のギャラリー澤のオーナー宅にて、ご自宅の一部を利用した展示会が行われております。設計時に自宅の一部を第二ギャラリーとしても利用したい、とのオーナーからの要望に応えた形で、早速利用して下さりました。

今回の展示は「灯り展」です。ステンドグラス作家や硝子工房によるペンダントライトやガレ復刻ランプを展示・販売しております。

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「ガレ」とは、19世紀後半から20世紀初頭にかけて、ヨーロッパ都市部を中心に沸き起こったアール・ヌーヴォー[新しい芸術]。絵画や彫刻、建築に限らず、生活の隅々にまで良質な芸術性を求めたこの様式は、幅広いジャンルの美術工芸品を発展させ、人々の暮らしを豊かに彩りました。こうしたなか、フランス東部ロレーヌ地方の古都ナンシーで、ガラス、陶器、家具において、独自の表現世界を展開したエミール・ガレ(1846-1904)のことです。

このガレのオリジナルランプは現在美術館でしか見ることのできない貴重な芸術品のようです。もっと身近に「ガレ風のランプ」を楽しめないかという思いから、ルーマニアにある非常に評価の高い工房にてガレ技法を用いた復刻ランプをオーダーしたとのことでした。

下の写真がそのランプになります。

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下記ホームページにて詳しい紹介や展示の案内があります。8/13(土)までの展示となっております。お時間のある方、近くを通る予定があるなどの皆さま、ぜひお立ち寄り下さい。

ギャラリー澤:http://homepage2.nifty.com/gallery-sawa/